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Seeed K.K. Wiki

cellular/transparent

セルラーモジュールをATコマンドの手入力で操作するスケッチです。

概要

セルラーモジュールの電源をオンして、シリアルモニタとセルラーモジュール透過的につなぎます。 シリアルモニタからの入力をセルラーモジュールへ送信し、セルラーモジュールからの受信をシリアルモニタに出力します。

ATコマンド例

  • 初期化

      AT&F1           // 工場出荷時の設定に戻す
      AT+IFC=2,2      // ハードウェアフロー制御を有効化
      AT+QSCLK=2      // スリープモードを有効化
    
  • ネットワークオペレーター

      AT+COPS=?       // 接続できるネットワークオペレーターを取得
      AT+COPS?        // 接続しているネットワークオペレーターを取得
    
  • PDPコンテキストを設定

      AT+CGDCONT?                                         // PDPコンテキストを取得
          AT+CFUN=0                                       // 機能レベルを最小化
          AT+CGDCONT=1,"IP","soracom.io","0.0.0.0",0,0,0  // PDPコンテキストを設定
          AT+CFUN=1                                       // 機能レベルを最大化
    
  • セルラーモジュールやSIMの情報

      AT+QGMR         // ファームウェアのレビジョンを取得
      AT+GSN          // IMEIを取得
      AT+CPIN?        // PIN状態を取得
      AT+CIMI         // IMSIを取得
      AT+QCCID        // ICCIDを取得
      AT+CNUM         // 電話番号を取得
    
  • ネットワーク登録状態

      AT+CEREG?       // EPSネットワーク登録状態を取得
      AT+COPS?        // 接続しているネットワークオペレーターを取得
      AT+CGATT?       // パケットドメインサービスの状態を取得
    
  • SORACOMメタデータサービスからタグをHTTP GET

      AT+QHTTPURL=45                  // HTTPのURLを設定(45バイト)
      http://metadata.soracom.io/v1/subscriber.tags
      AT+QHTTPGET                     // HTTP GET
      AT+QHTTPREAD                    // レスポンスを取得
    
  • SORACOM HarvestへHTTP POST

      AT+QHTTPURL=25                  // HTTPのURLを設定(25バイト)
      http://harvest.soracom.io
      AT+QHTTPCFG="contenttype",1     // HTTPのContent-Typeをtext/plainに設定
      AT+QHTTPPOST=5                  // HTTP POST(5バイト)
      hello