cellular/shell

セルラーモジュールを独自コマンドで操作するスケッチです。

概要

セルラーモジュールの電源をオンして、PDPコンテキストを設定します。APNはsoracom.ioです。 シリアルモニタからコマンドを受けて、コマンドに応じた処理を実行します。

シリアルモニタの改行コードはCRのみを選択してください。

コマンド	内容
info	セルラーモジュールやSIMの情報(ファームウェアのレビジョン、IMEIなど)を表示します。
status	セルラー通信の状態を表示します。
pdpctx	PDPコンテキストを表示します。
socket	接続しているソケットの状態を表示します。
socketopen TCP <host> <port>	TCPソケットで指定したホストに接続します。
socketsend <payload>	ソケットへ送信します。
socketreceive	ソケットから受信します。
socketsendreceive <payload>	ソケットへ送信して、受信します。
socketclose	ソケットを切断します。
sleep	実験段階 セルラーモジュールをスリープモードへ遷移します。
wakeup	実験段階 セルラーモジュールをスリープモードから復帰します。
edrx	実験段階 eDRXを有効にします。
psm	実験段階 PSMを有効にします。
resetallsettings	セルラーモジュールを工場出荷時の設定に戻します。
transparent	シリアルモニタとセルラーモジュール透過的につなぎます。USERボタンをクリックするとプロンプトに戻ります。
help	コマンド一覧を表示します。

コマンド例

• SORACOM Unified Endpointへ送信

    socketopen TCP uni.soracom.io 23080
    socketsendreceive {"item1":12.34}
    socketclose